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【意外と知らない】ビールは飲んでも大丈夫、プリン体の嘘【痛風予防】

【意外と知らない】ビールは飲んでも大丈夫、プリン体の嘘【痛風予防】雑学・トリビア
【意外と知らない】ビールは飲んでも大丈夫、プリン体の嘘【痛風予防】
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ビールは飲んでも大丈夫?

あなたはビールが好きですか?
家に帰ったらビールを飲みながらテレビを見る。
それが1日頑張った自分へのご褒美。

それなのに、健康診断でお医者さんから
「尿酸値が高い、このままだと痛風になるよ、プリン体が・・・」
などと言われ、ビールを止められてしまった。

「痛風になったことより、ビールを飲めないのがショック」
「まだ大丈夫だけど、このままビールを飲み続けても大丈夫なんだろうか?」

そんなあなたに朗報。
痛風の原因はビールじゃないんです。
だからビールは飲んでも大丈夫。

ビールを飲んでも大丈夫な理由

実はビールに含まれるプリン体は意外に少ない。

プリン体とは

穀物、肉、魚、野菜など食物全般に含まれる旨みの成分。
身体の中でプリン体が分解されるときに尿酸が発生します。

痛風の原因はプリン体が作る尿酸

食べ物に含まれるプリン体は身体の中で尿酸に変ります。

血液中の尿酸値が高いと、血液を通って全身に運ばれた尿酸が結晶化。
結晶化した尿酸は手足の指先や、関節を痛めつけます。
これがいわゆる痛風と呼ばれる症状です。

つまり、プリン体が多く含まれるものを食べすぎると痛風になります。

ビールはプリン体が多いと思われがちですが、それは嘘。
ビールにはごく少量のプリン体しか含まれていないんです。

ビールに含まれるプリン体は実は少ない

ビールに含まれるプリン体は
350mlの缶ビール1本で約0.02g
割合でいうとたったの0.005%

ビールはプリン体の固まりみたいに思われがちですが、そんなことないんですね。

なぜビールはプリン体が多いという噂が広まったのか?

「ビールの代わりにハイボールを飲んでいる」
という人いますよね?

焼酎やハイボールはプリン体がほぼゼロ。
それに対して、ビールは少量ながらもプリン体が含まれている。
だから、
「ビールは(ハイボールよりも)プリン体が多い」だったのが、いつのまにか
「ビールはプリン体が多い」
という間違った情報で広がってしまったんですね。

ビールに含まれるプリン体の量(他のアルコールと比較)

100gあたりのプリン体含有量

名前プリン体
ビール5mg
焼酎0mg
ウィスキー0.1mg
日本酒1.2mg

※ちなみに、ハイボールはウィスキーの炭酸割りです。

上の表を見るとビールが一番プリン体が多いですね。
でも、「やっぱりビールが犯人なんだ」と思うのは間違い。
ビールはプリン体が多いというのは
あくまでも、アルコールの中ではの話。
実は、ビールよりも、お肉やお魚など
普段食べている食事に含まれるプリン体の方が圧倒的に多いんです。

ビールに含まれるプリン体の量(他の食べ物と比較)

100gあたりのプリン体含有量

名前プリン体
ビール5mg
牛肉90.1mg
豚肉95.1mg
鶏肉122.9mg
めんたいこ159.3mg
カツオ211.4mg
ニボシ746.1mg
クロレラ3182.7mg

※クロレラというのは藻からできた緑色のサプリメント。

ビールのプリン体なんて他の食べ物に比べて圧倒的に少ないですよね。

上記の表は100gあたりのプリン体含有量です。
350mlの缶ビールだとプリン体の量は約20mg
牛ステーキや鶏のからあげを1人前食べるとプリン体は160mg~220mg程度。

週に1回、お肉を食べるのを我慢して豆腐などに置き換えるだけで
缶ビール10本分相当のプリン体を減らすことができます。

お肉やお魚って毎日食べますよね?
それに比べたらビールのプリン体なんて全然たいしたことないんです。

めんたいこは食べて大丈夫?

めんたいこなどの魚卵もプリン体の固まりのように言われがちですが
実はカツオの切り身の方がプリン体が多い。

しかも、めんたいこって食べるとしても1回の食事で1切れ程度ですけど
カツオのたたきは何切れも食べますからね。
刺身はヘルシーなんて思ってたら、プリン体に関してはそうとも限らないんです。

めんたいこのプリン体は多いと言っても鶏もも肉の1.3倍ほどです。
しかも、一度に食べる量を考えれば、
めんたいこを我慢するより、鶏の唐揚げを食べるのを我慢した方が効果は高い。

だから、めんたいこは食べても大丈夫!
他の食事とのバランスさえ考えれば全く怖がる必要はありません。

1日にどれくらいまでなら大丈夫?

「日本痛風・核酸代謝学会」が作成した
『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』では
「1日にプリン体の摂取量が400mgを越えなければ大丈夫」 といわれている。

これは缶ビール20本分に相当します。
1日に20本も飲む人なんていないですよね?

つまり、痛風になる人は
ビールのせいではなく
ビール以外の食べ物で400mgを越えてしまっている。

「ビールの代わりにハイボール」
なんてことをしても誤差の範囲。
実はビールに含まれるプリン体は他の食べ物に比べたら少ないんです。

痛風になってしまったら

既に痛風になってしまった人は、以下の本が参考になると思います。

『痛風はビールを飲みながらでも治る!改訂版』
納光弘(小学館文庫)

元鹿児島大学病院長の納光弘先生は59歳のときに痛風を発症。

自分の体を実験台に、お酒の種類や量を変えながらデータを集めました。
半年間で201回の採血と624回もの採尿を行なっています。
その結果、どれくらいまでなら飲んでも大丈夫かを突き止め、みごとに痛風を克服。

その体験記が本になっています。
興味がある人は一度読んでみましょう。

ビールは飲んでも大丈夫!

プリン体のことなんか気にしなくても平気。
「ビールは飲んでも大丈夫!」

ビールを我慢するよりも
お肉とお魚を食べない豆腐デーを作りましょう。
そうすれば痛風なんて怖くない。

あなたの楽しいビールライフが待っています。
楽しく飲んで健康に。

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