クレイジージャーニーが正式に終了。番組打ち切りに。
良い番組だったのになー。残念。
「クレイジージャーニー」番組終了のお知らせ(2019年10月21日)
「クレイジージャーニー」の爬虫類ハンター企画で、計15種類の生物を事前に準備し、捕獲シーンを撮影していたことを9月11日に公表しました。その後も調査を続けてまいりましたが、同様の手法は、それ以外には確認されませんでした。
私どもは、改めて、これらの不適切な手法で視聴者の皆様の信頼を損なったことを重く受け止め、番組の継続は困難と判断し、放送を終了することを決めました。
これまで、番組をご覧頂いた視聴者の皆様、番組に出演して下さった方々、取材に協力して下さった方々、関係者の方々に、重ねて深くお詫び申し上げます。
クレイジージャーニーがやらせ発覚
やらせが発覚したのは爬虫類学者・加藤英明さんの「爬虫類ハンター」のコーナー。
世界中を飛び回り珍しい爬虫類を捕獲するというもの。
絶滅危惧種や超希少な生物がポンポン発見されていた。
加藤さんは数十メートル先にいるトカゲなどを発見するなど、異常なセンサーを発揮。
ワニや毒ありの生物を素手で捕まえるなど、まさに「クレイジー」な姿が人気だった。
クレイジージャーニー公式が謝罪(2019年9月11日)
8月14日放送の「クレイジージャーニー」2時間スペシャルと、その日の深夜のレギュラー枠で、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画を放送しました。放送で紹介した生物は6種類ですが、このうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました。準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
爬虫類ハンター加藤さんは無実
TBS公式の『「クレイジージャーニー」からのご報告とお詫び』によると、
「事前に準備していた生物を放ち、撮影しました。」
「加藤さんには事前に準備していたことをお伝えしていなかった」
とのこと。
なんと、加藤さん自身はやらせを知らなかった。
加藤さんが生物を捜索している裏側で現地コーディ―ネーターがこっそりと池などに生物を放流していた。
Yahooニュースなどでクレイジージャーニーのやらせ報道を知った人の中には、
「加藤さんやらせやってたのかよ。最悪だな」
という感想を持った人も大勢いるはず。
でも、加藤さんは潔白、加藤さん自身もだまされた側。
爬虫類ハンター加藤さんも怒っているはず。
クレイジージャーニーの今後
8月14日放送のメキシコ旅の件でやらせが発覚。
それをきっかけに調査を行ったところ、その他の放送回でもやらせが判明。
調査が完了するまでクレイジージャーニーの放送は休止されることが決まった。
TBS側は打ち切りだとは明言していないが、実質的に番組は終了したと思われる。
「ギャラクシー賞」、「放送文化基金賞」などの受賞歴もある人気番組だっただけに残念。
また、9月18日に予定されていたDVDの発売も延期された。
既に発売済みのDVDについては回収されるのだろうか?
この問題、加藤さんをゲストに招いて「ワイドナショー」で取り上げて欲しい。
やらせの原因はパワハラ?
クレイジージャーニーの現場スタッフが次々と離職。
原因はパワハラだと一部で報じられている。
限られた人員、限られた撮影期間で「撮れ高」を確保するためにやらせに手を染めたのではないかと番組関係者は話している。
TBSは炎上続き、別件でもやらせが発覚
TBSではつい1週間前の9月5日にもバラエティー番組「消えた天才」のやらせで炎上していた。
天才野球少年の特集で、映像を早送りすることによりあたかも剛速球を投げているように見せかけていた。
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