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台風と温帯低気圧と熱帯低気圧の違い

台風と温帯低気圧と熱帯低気圧の違い雑学・トリビア
台風と温帯低気圧と熱帯低気圧の違い
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にゃんぷん
にゃんぷん

台風温帯低気圧に変わりました。

というセリフ、天気予報やニュースなどでよく耳にしますよね。

 

にゃんぷん
にゃんぷん

台風は終わったんだ。もう安心。

と思いがちですが、一概にそうとは言い切れません。

台風と温帯低気圧は仕組みが違う。
気象構造が変わっただけで威力が下がったわけではありません。

台風と温帯低気圧と熱帯低気圧の違い

台風と熱帯低気圧は、暖かい空気だけでできている。

温帯低気圧は、暖かい空気冷たい空気でできている。

台風と熱帯低気圧

台風と熱帯低気圧は同じ種類の物。

熱帯低気圧がレベルアップすると台風に進化します。
基準は風速。

最大風速が17.2m/秒を超えると台風、それ以下だと熱帯低気圧です。

台風と温帯低気圧

台風と温帯低気圧は仕組みが違います。

熱帯低気圧と台風の関係は、ピカチュウがライチュウに進化するようなもの。
威力が強くなります。

それに対して、温帯低気圧と台風(熱帯低気圧)の関係はピカチュウとニャ―スのようなもの。
別の生き物です。
どちらが強いとかは無いです。

熱帯低気圧は、風速17.2m/秒を超えると台風と呼ばれます。
温帯低気圧は、風速17.2m/秒を超えても特に呼び名が決まっていないだけで、風速20m/秒や風速30m/秒の温帯低気圧というのもあり得ます。

熱帯低気圧の仕組み

熱帯低気圧は暖かい空気だけでできています。

やかんでお湯を沸かしたとき、お鍋の蓋を開けた瞬間、湯気は上にあがりますよね。
白いモヤモヤが下に落ちていくのは見たことが無いです。

暖かい空気は軽いので上に昇っていきます。
つまり、上昇気流です。

空気や水蒸気が移動するので風が発生します。
これの超大規模なものが熱帯低気圧や台風です。

太平洋上で暖かい空気が上昇して雲・雨・風を生み出すのが熱帯低気圧。
その熱帯低気圧が一定以上の強さになると台風という特別な名前で呼んでいます。

熱帯低気圧や台風の発生には暖かい空気が必要なので、北海道など緯度の高いところ(寒いところ)では台風が発生しません。

温帯低気圧の仕組み

温帯低気圧は暖かい空気冷たい空気がぶつかることで発生します。

暖かい空気は空に向かって上っていくことはさきほど説明しました。
では逆に、冷たい空気はどうなるでしょう?

正解は、下に落ちていく。

お土産にアイスキャンディーなんかを買ってドライアイスを入れてもらったことはあるでしょうか?

ドライアイスから出た冷たい空気は箱一杯に充満します。
白いモヤモヤは上空に向かって逃げていきません。
あれは冷たい空気は重たいので空に逃げずに箱の底に溜まっていくからです。

暖かい空気と冷たい空気がぶつかると、冷たい空気が暖かい空気の下に潜り込みます。
重い空気(冷気)が下、軽い空気(暖気)が上の2層構造になるわけです。

結果として暖かい空気は上に押しやられるので上昇気流が発生します。
これが雨や風になるわけです。

台風は温帯低気圧に変化しました

台風は暖かい空気だけでできています。
そのため、日本の南側の太平洋上で発生します。

これが北の方に進むと冷たい空気とぶつかり温帯低気圧に構造が変化します。

暖かい空気だけでできたもの(台風)が、暖かい空気と冷たい空気がぶつかったもの(温帯低気圧)に変わるわけです。

ぶつかり合った影響でむしろ威力が増す場合もあるので、台風が温帯低気圧に変わってもしばらくは注意をしましょう。

2004年の台風18号は、台風から温帯低気圧に変化してからも発達して威力を増し、風速50m/秒の温帯低気圧となりました。
風速50m/秒というのは電柱や街路樹がなぎ倒されるレベルの強風です。気象庁: 温帯低気圧と台風

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