銀座カラー破産で10万人が被害 施術代返金のめどなし

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銀座カラーとは

銀座カラーは、エム・シーネットワークスジャパンが運営する女性向けの脱毛サロンでした。
1993年に設立され、全国に約50店舗を展開していました。
俳優などを起用した広告で知名度を高め、2020年4月期には売上高125億6130万円をあげていました。
2021年3月には「2021年オリコン顧客満足度ランキング 脱毛サロン」で総合第1位を獲得していました。

破産の原因と影響

銀座カラーは、新型コロナの感染拡大などの影響で2021年4月期には11億7533万円の最終赤字を計上し、債務超過となっていました。
店舗の統廃合を進めていましたが、会員数の減少などから業績回復が遅れていたといいます。
2023年12月15日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けました。
全店を閉鎖し、予約済みのカウンセリングや施術はすべてキャンセル扱いにしました。
負債総額は債権者約10万人に対して約58億円です。
未利用の施術代は返金されない見通しで、債権者への配当についても15日時点でめどは立っていないといいます。
脱毛エステの「通い放題」など長期間の施術を前提とするコースをめぐっては、トラブルが増えているとして、消費者庁が公式サイトで注意喚起していました。

じぶんクリニックとの関係

じぶんクリニックは、一般社団法人八桜会が運営する脱毛クリニック。
2011年から銀座カラーと業務提携をしていましたが、2023年12月15日付けで解消することに合意しました。

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