こぶの中には脂肪が詰まっている
ラクダのこぶには水が入っていると思われがちですが、実は脂肪の塊です。ラクダはこぶにエネルギーを蓄えておくことで、飲まず食わずでも1週間くらい生きていけます。こぶは砂漠の過酷な環境で生き延びるための重要な身体の一部なのです。
こぶは体温調節にも役立っている
ラクダのこぶは、栄養面だけでなく、体温調節にも役立っています。砂漠は太陽からの直射日光がかなり厳しいため、こぶが背中にあることによって直射日光の熱がそのまま身体に伝わらないようになっています。また、ラクダは体温調節できる幅が広く、暑い時は体温を上げて汗をかかないようにし、寒い時は長い冬毛で保温します。
こぶは食べられることもある
ラクダは乾燥地帯では家畜として飼われていて、ラクダの乳や肉、こぶも食用とされていることがあります。ラクダのこぶは脂肪の塊であることから、風味はかなりクセが強く脂っこいものだそうです。ラクダの肉はそこまでクセがなく、日本人にとってもある程度食べやすい風味だそうです。もしもラクダの肉やこぶが食べられる機会があったら、あなたは食べてみたいですか?
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