甲府、ACLでJ2初の決勝T進出 ブリーラムに3-2で逆転勝利

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試合概要

12日、タイのブリーラムで行われたACLグループH最終節で、甲府はブリーラムに3-2で勝利した。
甲府は前半に長谷川元希とピーター・ウタカのゴールで3-0とリードしたが、後半に2点を返されて苦戦した。
しかし、GK河田晃兵の好セーブなどで逃げ切り、3勝2分け1敗の勝ち点11でグループ首位となった。
甲府はJ2のクラブとして初めてACLの決勝トーナメントに進出した。

試合詳細

前半

7分、甲府は中村亮太朗がボールを奪ってクリスティアーノにパス。クロスに飛び込んだ長谷川がヘディングシュートを放つが、左に外れる。
24分、甲府は長谷川がブリーラムの最終ラインでボールを奪い、ドリブルでペナルティエリアに入る。DFとの間合いを見計らって右足でシュートを決めて先制する。
38分、甲府は三浦颯太が左サイドからロングフィードを送る。ウタカがトラップしたボールが相手に当たって戻ってくるが、再びウタカがシュートを決めて追加点を挙げる。
43分、甲府は右サイドのコーナーキックを長谷川が蹴る。中村がニアサイドで合わせたボールが相手に当たってファーサイドに流れる。ウタカが押し込んで2点目を決める。
前半は甲府が3-0とリードして終了する。

後半

48分、ブリーラムはロングボールに抜け出したアーティットがボックスに侵入する。三浦をかわしてゴールに流し込み、1点を返す。
54分、ブリーラムはピーラドンが甲府のハンドを誘ってPKを獲得する。ゴランがキッカーを務めてゴールに叩き込み、1点差に迫る。
72分、甲府は三平和司が松本凪生のスルーパスに反応する。相手バックラインの裏に抜け出して右足でシュートを狙うが、ブリーラムのGKシワラックに弾かれる。
その後もブリーラムの猛攻を受ける甲府だが、河田の好セーブなどで耐える。
後半はブリーラムが2点を奪うが、甲府が3-2で逃げ切る。

試合後のコメント

甲府のウタカは「最高ですね。今日2点を決められて勝利につながったことは大きい。最後のサポーターの歓声で、首位で次に進めることを確信した」と語った。
甲府からは500人を超えるサポーターが応援に駆けつけた。
甲府は来年2月に行われるラウンド16に進出する。

試合データ

スコア:ブリーラム・ユナイテッド 2-3 ヴァンフォーレ甲府
得点者:0-1 24分 長谷川元希(甲府)、0-2 38分 ピーター・ウタカ(甲府)、0-3 43分 ピーター・ウタカ(甲府)、1-3 48分 アーティット・ブーチンダー(ブリーラム)、2-3 55分 ゴラン・チャウシッチ(PK/ブリーラム)
シュート:13-13
コーナーキック:8-6
フリーキック:17-9
試合日時:2023年12月12日 19:00
会場:ブリーラム・ユナイテッド・スタジアム
観客数:10,000人

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