取り調べ室でカツ丼は本当に出るの!? 知られざる取り調べの実態に迫る!

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はじめに

取り調べ室でカツ丼を食べるというシーンは刑事ドラマの定番ですが、実際は食べ物を出すことは禁止されています。
この記事では、取り調べ室=カツ丼のイメージがどうして生まれたのか、そして現在の取り調べの実態について解説していきます。

取り調べで食べ物は出されない理由

取り調べの際に食べ物を出すことは「自白を誘導する」という行為にあたり、カツ丼に限らず、おにぎりやパン、タバコなどの嗜好品も禁止されています。
食事は一旦、留置場へ戻ってとることになっています。

取り調べ室=カツ丼のイメージの由来

戦後間もなかったころの日本では、カツ丼が最高のご馳走とされていて、1963年に起きた「吉展ちゃん誘拐事件」では、犯人の自白を引き出すためにカツ丼が出されたという逸話があります。
これをきっかけにしてカツ丼のイメージができあがりました。
テレビで刑事ドラマが放送されるようになった頃には、警察や刑事の人情を感じさせるものとして、カツ丼が使われるようになりました。
それからは長く刑事ドラマの取り調べシーンに登場するようになり、カツ丼のイメージが定着していったのです。

まとめ

取り調べ室でカツ丼を食べるというシーンはドラマの創作であり、現実では食べ物を出すことは禁止されています。
カツ丼のイメージは昔のご馳走と事件の逸話、そしてドラマの影響でできあがりました。
取り調べの実態を知ることで、ドラマとの違いを楽しむことができます。

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