ソーセージとウインナーの違い

ソーセージとは？

ソーセージは、ひき肉に調味などをして、腸などのケーシングに詰めたものの総称です。ソーセージには色々な種類がありますが、その分け方は以前と今では異なります。以前は、何の動物の腸に詰めるかによって呼び方が異なっていましたが、今では人工の皮（ケーシング）に詰められていることが多いため、その太さによって呼び方を変えています。

ウインナーとは？

ウインナーは、正式名称がウインナーソーセージで、ソーセージの内の一種です。名前はオーストリアの首都ウィーンに由来します。ウインナーは、羊の腸や直径20mm未満のケーシングに詰めて、加熱したものです。日本人にとっては最もなじみのあるソーセージの一つですね。

ソーセージの種類と特徴

ソーセージには他にもフランクフルトソーセージやボロニアソーセージなどいろいろな種類があります。それぞれの特徴を簡単に紹介します。
フランクフルトソーセージ：豚の腸や太さが20～36mmのケーシングに詰めたもの。ドイツの都市フランクフルトに由来する名前。
ボロニアソーセージ：牛の腸や太さが36mm以上のケーシングに詰めたもの。イタリアの都市ボローニャに由来する名前。
チョリソー：挽肉ではなく、刻んだ豚肉を使ったもの。スペインやメキシコなどで人気のソーセージで、辛みが特徴。
ドライソーセージ：水分量が少なく、乾燥させたもの。サラミやカルパスなどが代表例。
魚肉ソーセージ：魚のすり身に豚脂や調味料を混ぜたもの。日本オリジナルのソーセージで、大正時代から存在している。