国民性ジョークとは?
国民性ジョークとは、特定のシチュエーションでの「○○人ならこうする」という典型的な行動を描き、国民性の違いを浮き彫りにする冗談のことをいいます。
エスニックジョーク、民族性ジョーク、国民性大喜利などとも呼ばれます。
国民性ジョーク1、沈没船(タイタニックジョーク)
豪華客船が座礁し、このままでは沈没してしまいます。
避難のために乗客を海へ飛び込ませたい。
そこで船長は、各国の乗客に対して以下のように叫びました。
- アメリカ人には、「海に飛び込めばヒーローになれますよ」
- イギリス人には、「紳士なら最初に飛び込んで見本を見せてください」
- イタリア人には、「美女が海に浮かんでいるぞ」
- ロシア人には、「ウォッカの瓶が海に落ちているぞ」
- 中国人には、「おいしそうな魚が泳いでいるぞ」
- ドイツ人には、「海に飛び込む規則です」
- フランス人には、「決して海には飛び込まないでください」
- 日本人には、「みんなもう飛び込みましたよ」
- 韓国人には、「日本人はもう飛び込みましたよ」
「沈没船ジョーク」の解説
アメリカはヒーロー願望、イギリスは紳士願望。
イタリア、ロシア、中国は好物で釣る。
ドイツ人は規則にうるさく、フランス人は絶対に規則を守らない。
日本人は集団主義で、韓国人は日本人への対抗意識だけが生きがい。
国民性ジョーク2、働き過ぎな人へのひとこと
いつも同じ人が電話に出る=連勤続きで休んでないと勘づいた海外支部や仕事先の方達からのありがたいお言葉とここ半年間で特に印象に残ったお三方の実録 決してステレオタイプな方達というわけではないんですけどお国柄なのかな…
ミニ絵代打はヘタリアより pic.twitter.com/DakK5QbePO— 米 (@okomeeeen) April 4, 2020
毎回同じ人が電話に出ることから、働き過ぎを心配した外国人の声かけ。
- アメリカ人「君、電話かけるといつも出ないかい?ドーナツ食べてる?」
- イギリス人「君が双子とは知らなかったな(訳:休みないの?)」
- ドイツ人「休め」
「働き過ぎな人へのひとこと」の解説
アメリカ人は思ったことをストレートに口にする。
そしてドーナツ好き。
ハリウッド映画を見ると休憩中の警察官がよくドーナツを食べている。
イギリス人は皮肉好き。
遠回しに言いたがる。
京都人の
「ぶぶ漬け(お茶漬け)でもどうどすか?」
(=もう夕食の時間なんだけどいつまで居座る気?=早く帰れ)
みたいな感覚に近い。
ドイツ人は合理的。
芯を食ったことを、最短のワードで。
命令口調になりがち。
国民性ジョーク3、最高の人生とは?
最高の人生とは?
- アメリカの給料をもらい
- イギリスの家に住み
- 中国人のコックを雇い
- 日本人を妻にすること
最低の人生とは?
- 中国の給料をもらい
- 日本の家に住み
- イギリス人のコックを雇い
- アメリカ人を妻にすること
「最高の人生」の解説
日本の家は、ウサギ小屋と揶揄されることもあるほど小さいことで有名。
日本人女性は外国人女性に比べて優しいことで有名。
アメリカ人の女性は気が強く、離婚率も高い。
中華料理はおいしい。イギリスは飯マズ。
ロンドンで、地元っ子に
「この辺に美味しいレストランはありませんか?」
と聞くと、中華料理屋を教えられる。
国民性ジョーク4、発表に遅刻して来たら?
大切な発表に遅刻してしまいました。
持ち時間は残り半分。
さて、どうしよう?
アメリカ人「内容を半分にカットして、時間内に終了」
イタリア人「雑談をカットして、時間内に終了」
ドイツ人「2倍速で喋る」
フランス人「普通に発表。次の発表者の時間まで食い込む」
日本人「遅刻をしない」
「発表に遅刻して来たら?」の解説
イタリア人はおしゃべり好き。
仕事の話も半分は雑談で占められているので、雑談を省けば半分の時間で終わるという皮肉です。
ドイツ人はきっちり発表をします。
もともと無駄な所はありません。
全部発表するために頑張って2倍速で話します。
フランス人はルールを守りません。
そして、他人に迷惑をかけることを何とも思っていません。
日本人は時間に正確なことで有名。
電車の秒刻みのダイヤなんて海外では考えられません。
海外にはそもそも時刻表というものがない場合もあります。
(「10分間隔で運行中」みたいな大雑把な案内しか書いていない)
国民性ジョーク5、最強の軍隊とは?
第2次世界大戦の有名なジョークです。
最強の軍隊とは?
- アメリカ人の将軍
- ドイツ人の将校
- 日本人の下士官
- ロシア人の兵
最弱の軍隊とは?
- 日本人の将軍
- ロシア人の将校
- ドイツ人の下士官
- アメリカ人の兵
「最強の軍隊とは?」の解説
将軍は大局的な戦略を考える人。
アメリカは時流を読むのが得意、日本はヘタ。
将校は局地的な戦術を考える人。
「何をするか」が決まった後、具体的な作戦を考えるのはドイツ人の得意分野。
ロシアでは第2次大戦中に、粛清のしすぎで将校が不足していました。
下士官は現場責任者。
日本人はまじめで決められた作戦をきっちりとこなします。
ドイツ人の下士官が最弱なのはなぜだろう?ただの消去法でこの位置にきただけかな?
ロシア人は恐怖遺伝子がぶっ壊れているので、死を恐れずに敵に突っ込んでいきます。
身体も大きく寒さにも強いです。
そして、アメリカは人権大国。
米兵が転んでひざを擦りむいただけで莫大な賠償金を請求されかねません。
命がけの作戦などもってのほかです。
まとめ
こういう小噺が好きなので、順次ネタを追加していく予定です。
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