M-1決勝戦で松本人志にイジられる
過去最多の8540組がエントリーした漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」決勝戦が24日に行われ、審査員を務めた「ナイツ」の塙宣之(45)が同グランプリを巡る後輩へのドッキリで“炎上”した件について、松本人志(60)にイジられてタジタジとなる場面があった。
審査員7人が登場し、松本がコメントを求められると「いやぁ、塙が休まなかったね。何があったんかなと思って僕もヤホーで調べた」と例の騒動をイジッた。冒頭からのイジりに塙は「すいません」と小声で謝罪。
松本は「よく来てくれましたね。もしかしたら、また志らくさんに代わるのかなって」と心配していたことを吐露。塙は「爆笑の前にネットが、ばくぁ…爆発してしまいまして」と、動揺したのか大事なところで噛んでしまった。
これに松本は「噛んじゃったなぁ~」と見逃さなかった。審査員を務めるタレントの山田邦子は「いいじゃない」とフォローしたものの、松本は「珍しいな。噛んじゃったね」と笑った。塙は「一生懸命頑張ります!よろしくお願いします」と声を張り上げ、深々と頭を下げた。
ドッキリの経緯と謝罪
ことの発端は、塙はYouTubeの企画で、漫才新人大賞を受賞した「ミーナ」に対し「M-1の決勝戦で漫才協会の枠が増えるため、その出場権をミーナに確約する」というドッキリを実行。ネタばらしのタイミングを逃し、ミーナが2回戦敗退後、ネタばらしをするとぶち切れられたことを11月14日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」で明かしていた。
塙は、22日までに自身のYouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」で、一連の行動について「ミーナ」に対し、説明。「私のこの軽率な企画で、いろんな方面の方が嫌な気持ちになってしまった結果的にミーナが大変な思いをしてしまったということで、改めて申し訳ございませんでした」と謝罪を行った。
一夜明けての反省と感謝
過去最多の8540組がエントリーした漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」決勝戦が24日に行われ、審査員を務めた「ナイツ」の塙宣之(45)が一夜明けた25日、YouTubeチャンネルを更新。ドッキリを仕掛けた若手芸人へ、改めて謝罪した。
塙はYouTubeの企画で、漫才新人大賞を受賞したお笑いコンビ「ミーナ」に対し「M-1の決勝戦で漫才協会の枠が増えるため、その出場権をミーナに確約する」というドッキリを実行。それが炎上騒動となるとコンビに直接謝罪し、和解していた。
塙は一夜明け、お笑いコンビ「令和ロマン」が史上最多8540組の頂点に輝いた今年のM-1について「凄かったですね。本当にめちゃくちゃ盛り上がりまして、凄い大会でした」と振り返り、続けて「まず、ミーナの件。改めて申し訳なかったと…謝罪させてください」と改めて謝罪した。
M―1生放送中、松本人志から「いやぁ、塙が休まなかったね。何があったんかなと思って僕もヤホーで調べた」と、この件をイジる場面があったが、これについて「松本さんとかがいじってくださったり…先輩たち、優しいなって思って。今田さんが実は、CM中にオープニングで出てくるときに“塙くんに大きな拍手してくださいね”って言ってくれて、それがもう…僕はグッときて」と、司会の今田耕司が観客に向けて“粋”な呼びかけをしていたことを告白。塙は「それでこう、許されるわけではないんですけども、ただ審査員ということで、しっかりやらせていただいた」と振り返った。
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