カルボナーラには黒コショウが必須、カルボナーラの語源って知ってる?

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カルボナーラには黒コショウが必須、カルボナーラの語源って知ってる?

カルボナーラは炭焼き職人のパスタ

カルボナーラはイタリアのローマ発祥のパスタで、イタリア語で「炭焼き職人」という意味です。カルボナーラの上にかかっているブラックペッパーが、焼いた炭の灰カスのように見えるため、この名前がついたと言われています。本場のカルボナーラは、仕上げにブラックペッパーをたっぷりと振りかけて、ピリッとした辛味を効かせます。カルボナーラは、日本でいう「卵かけご飯」のようなもので、あまり裕福でない炭焼き職人が安価である「たまご」と「チーズ」を使って、しっかりと栄養が取れるようにと食べていたそうです。この他にも、パスタの名前には、それぞれにちゃんとした意味がつけられているので、それを知った上でイタリアンレストランに行くと面白いですよ。

アヒージョは小さなニンニクのこと

アヒージョはスペイン料理で、スペイン語で「小さなニンニク」という意味を表します。具体的に言うと「刻んだニンニク」を表わす言葉です。日本で言われているアヒージョはにんにくそのもののことなので本来は料理の名前ではありません。スペインでは「アルアヒージョ(al ajillo)」と呼ばれていて、alは、「~への」といった意味を表します。例えば、エビのアヒージョは「エビへの小さなニンニク」という意味になります。アヒージョは、オリーブオイルでニンニクと唐辛子を炒めたものに、エビやキノコなどの具材を加えて煮込む料理です。オイルにしみ出したニンニクの香りと旨みがたまりません。パンにつけて食べるのが一般的ですが、パスタと合わせるのもおすすめです。

マルゲリータピザはイタリア国旗の色

マルゲリータピザはイタリアのナポリ発祥のピザで、イタリア王妃のマルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァにちなんで名付けられました。ピザ職人が、イタリアのウンベルト1世とマルゲリータ王妃をお迎えする料理として、イタリア国旗のカラーでもある「緑・白・赤」をイメージして作りました。緑はバジル、白はチーズ、赤はトマトでイタリア国旗を表しています。マルゲリータピザは、シンプルながらもバランスの良い味わいで、イタリアの代表的なピザとして世界中で愛されています。

サラダは塩を加えた野菜

サラダは古代ギリシャのローマ時代には、野菜に塩を振りかけて食べる習慣があったそうです。サラダは英語では「salad(サラド)」、フランス語では「salade(サラード)」です。ですが、そもそもの語源がラテン語の「sal(サル=塩)」というところにあります。それに「加える」という意味の「add」を付け足して『salad』という名前になったそうです。サラダは、野菜だけでなく、果物や肉や魚などを混ぜたものもあります。ドレッシングやマヨネーズなどで味付けをするのが一般的ですが、塩だけでもおいしく食べられますよ。

グラタンは鍋に張り付いたおこげ

グラタンはフランスのドーフィネ地方が発祥の地です。元々は郷土料理で、鍋に張り付いたおこげを食べるというものでした。それが発達した料理が今のグラタンとなっています。ベシャメルソースを用いオーブンで焼いた料理を日本では「グラタン」と呼んでいますが、フランス語では、”本来鍋に張り付いたおこげ”という意味でもあり、素材が何であれ焼いて焦げ目をつけた料理のことを意味する言葉です。グラタンは、チーズやパン粉をトッピングして、カリカリに焼き上げるのがポイントです。具材は、マカロニやポテト、チキンやシーフードなど、色々なものが使われます。

ティラミスは元気になる菓子

ティラミスはイタリアではチーズケーキの一種として知られています。ティラミスの語源は「tiramisu」からの外来語です。ティラミスは私を引っ張り上げてという意味です。要は元気になる菓子という意味が含まれています。ティラミスは、マスカルポーネチーズと卵黄、砂糖を混ぜたクリームと、エスプレッソに浸したスポンジケーキを重ねて、ココアパウダーをふりかけたデザートです。コーヒーの香りとチーズのコクが絶妙にマッチしています。ティラミスは、イタリアのレストランやカフェでよく見かける人気のスイーツです。

ボロネーゼはボローニャ風煮込み

ボロネーゼはイタリア北部にある都市ボローニャの名物料理です。正式名称は、「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ」で、和訳すると、ボローニャ風煮込みという意味です。ラグーは「煮込み」という意味。

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