冬至の意味と風習

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冬至とは何か

冬至は、一年で最も昼の時間が短くなる日であり、夜の時間が最も長くなる日です。2023年は12月22日が冬至でした。冬至は、古代中国で考案され、日本に取り入れられた季節の指標である二十四節気の一つで、太陽の通り道である黄道をもとに決定されます。

日本の冬至の過ごし方

カボチャを食べる

冬至といえばカボチャです。カボチャは、太陽の光をたくさん受けて育った野菜で、冷凍技術がなかった時代、カボチャは常温でも比較的長い期間保存が可能な食材だったため、冬にも食べることができました。この習慣が、冬至にカボチャを食べることに結びついたと考えられています。

「ん」がつく食べ物を食べる

冬至の日には、「ん」のつく食べ物を食べると運が向上するという言い伝えがあります。例えば、ニンジンやキンカン、寒天、うどんなどが該当します。

冬至粥を食べる

冬至粥とは、冬至の日に食べる粥で、一般的に小豆粥のことを指します。お祝いの日に赤飯を炊くように、小豆や小豆の赤い色は、厄を払い運気を呼び込む縁起物とされてきました。

柚子湯に入る

柚子湯(ゆず湯)の明確な起源は定かではありませんが、江戸時代の銭湯で「催し湯」のひとつとして冬至の日に柚子を入れたのが始まりだと言われています。

海外の冬至の過ごし方

北欧:ユール

北欧には冬至にも「ユール(Yule)」という祭りがあります。ユールはキリスト教が伝来する以前から続くゲルマン人による古代北欧の祝祭であり、豊穣祭としての意味合いがありました。

中国:冬至節

二十四節気発祥の地は中国で、中国では「冬至節」と呼ばれます。「冬至大如年(冬至は春節のような大きな行事)」として、重視されています。

太陽パワーを待ち望み、冬を健康に過ごす

冬至は、生き物にとっては少々つらい環境となり、私たちは心身のバランスを崩しやすくなります。しかし、伝統行事や季節を楽しみ、気分も体調も上げて、厳しい冬を乗り越えていきたいと思います。

二十四節気の冬至

冬至は、年内最後の二十四節気で、北半球では、夜が最も長く、昼が最も短い日です。「冬至、冬中、冬始め」ということわざがあります。冬至は、暦の上では冬の真ん中ですが、本格的な冬の寒さや厳しさは、冬至のころから始まる、という意味です。

年の瀬の「数え日」をどう過ごすか

今年もあと何日と、指折り数えるほど暮れが押し詰まることや、その押し詰まった日のことを「数え日」といいます。子供たちは、「もういくつ寝るとお正月」と楽しみに待つ時期かもしれません。一方、大人は「今年もあと何日しかない」と、心中焦りつつ、過ごすことでしょう。

元日の明け方の光を初明かりといいます

初日の出が登る前、すでに空には、初明りが広がっているのです。「初明り」は新年の季語で、多くの俳人に詠まれています。一句、紹介しましょう。

初あかりそのまま命あかりかな 能村登四郎

身の引き締まるような寒さの中で見る初明りは、生きている実感や、1年の希望を感じさせてくれるものです。

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