GLIDERIDE(グライドライド)、asicsの初中級者向けマラソンシューズ

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GLIDERIDE(グライドライド)とは?

GLIDERIDEとは、asics(アシックス)の長距離ランナー向けのシューズです。

読み方はグリデリデではなく、グライドライド。
GLIDE(グライド)とRIDE(ライド)の2つの単語の合成語です。

開発コンセプトは「RUNを、もっとラクに、もっと長く」
車輪がコロコロと転がるように、足が自然に前に出るような感覚が売りです。

一般的な市民ランナーの目標はフルマラソン(42.195km)を4時間以内のタイムで完走すること。
タイムが4時間を切ることをサブ4といいます。

このシューズのターゲットはサブ4もしくはサブ5を目指す人。
初心者から中級者向けのモデルです。

GLIDERIDE(グライドライド)の特徴はつま先にあり

GLIDERIDE(真横)

GLIDERIDE(真横)

GLIDERIDEの特徴は靴底のつま先の部分が上向きにカーブしているところ。
このGUIDESOLE(ガイドソール)が走行時のエネルギー消費を抑えて、効率的に足を前に運んでくれます。

アシックススポーツ工学研究所が走行時の動作を分析、足首の角度変化を抑えることで走行時のエネルギー消費を軽減できることを発見しました。
そして、GLIDERIDEではソール(靴底)の形状を工夫、つま先を反り返らせることで足首の動きを最小限に、自然と前に足を蹴りだせるようになっています。

また、GLIDELIDEの靴底はクッション性が高い素材を使用しているので、足への負担を減らし長距離を無事完走に導いてくれます。
フルマラソンなどの長距離ランニングに最適。

姉妹製品のMETARIDE(メタライド)もあります

走行効率を追求して設計されたアシックスの最新シューズは「METARIDE(メタライド)」と「GLIDERIDE(グライドライド)」の2種類のシリーズがあります。

  • METARIDEは「サブ5~完走」レベルのランナー向け
  • GLIDERIDEは「サブ4~サブ5」レベルのランナー向け

GLIDERIDEはMETARIDEよりも少し軽くてクッション性が高くなっています。
大雑把に説明すると、軽いと速く走れる。
重いと遅くなるけど足を守ってくれるので故障しにくい。

  • METARIDEは2019年2月発売
    27,000円
  • GLIDERIDEは2019年9月27日発売
    16,000円

METARIDEはビギナー向け。
初マラソンで完走を目指すというような人をターゲットにしています。
これが好評だったので、半年後に中級者向けに1ランク上のバージョンを発売したような感じです。

でも、お値段は後発のGLIDERIDEの方がお安い。

色は6種類

  • SPEED RED/BLACK
  • GREY FLOSS/MAKO BLUE
  • BLACK/PURE GOLD
  • ROSE PETAL/BREEZE
  • BLACK/ROSE GOLD
  • POLAR SHADE/GREY FLOSS

上の3つはメンズで、下の3つは女性用モデル。
なので、実質的な選択肢は3色。

asicsは日本人におすすめ

asicsは日本生まれのシューズブランドなので日本人の足の形にフィットしやすいです。
ナイキやアディダスよりもおすすめ。

ちなみにナイキはアメリカ、アディダスはドイツの会社です。

欧米人の足は細くて薄いのが特徴。
それに対して、日本人の足は幅が広くて足の甲が高いのが特徴です。

見た目重視で靴を選ぶと指の付け根のあたりが窮屈に感じたり、足の甲が靴の天井に擦れて痛い思いをします。

足にジャストフィットでない場合でも、軽い散歩程度ならば慣れれば気にならなくなってきます。
しかし、フルマラソンのような長距離・長時間の使用となると、フィットするものを慎重に選ばないと足へのダメージが大きくなります。

まとめ

asicsのGLIDERIDEはこんな人におすすめ

  • 初マラソンの人
  • 前回のチャレンジでフルマラソンを完走できなかった人
  • フルマラソンは完走できるけど、毎回レース中やレース後に足が痛くなる(故障する)人

こういう人はこのシューズを履けば足の負担を減らしてくれます。

asicsショップに行くと試着させてくれるし、足長(そくちょう、一般的にいわれる靴のサイズ)が何cmかだけではなく、足囲(そくい、親指の付け根と小指の付け根を一周したときのサイズ)なんかも測定してくれます。

秋冬はランニングのシーズン。
興味がある方は是非お試しあれ。

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