Googleアドセンス、「制限付きのカテゴリ」とは?
Googleアドセンスでは、ブログのコンテンツとして「アルコール」や「ギャンブル」に関するものはご法度です。
グルメブログにビールが登場するくらいならば大丈夫なはずですが、過度な飲酒を推奨するような内容はポリシー違反になります。
また、アルコールを販売するサイトや、そういったサイトへリンクを貼っているページではGoogleアドセンスの広告設置が禁止されています。
しかし、Googleアドセンスが表示する広告として「アルコール」や「ギャンブル」というカテゴリーがこっそり存在しています。
ですが、存在してはいるものの、デフォルト(初期状態)ではこれらの広告は表示されないようになっています。
そのため、「制限付きのカテゴリ」を表示するためには、表示のブロックを解除してやる必要があります。
Googleアドセンス、「制限付きのカテゴリ」を開放する方法
Googleアドセンスの管理画面で、
ブロックのコントロール > コンテンツ > すべてのサイト
を開きましょう。
上記のような画面になるので、さらに「デリケートなカテゴリを管理」をクリックします。
「デリケートなカテゴリを管理」をクリックすると、上記のような画面になります。
「デリケートなカテゴリ」の画面で、下の方にスクロールすると「制限付きカテゴリ」という箇所があります。
- アルコール
- ギャンブル、賭博(18歳以上)
という2つの項目が見つかるはずです。
この2つのカテゴリーは、デフォルトでは「ブロック済み」となっています。
「ブロック済み」になっている場合、これらのカテゴリーの広告はあなたのブログ上には表示されません。
「許可済み」に変更してやると、これらのカテゴリーの広告も表示されるようになります。
Googleアドセンス、「制限付きのカテゴリ」は許可した方がいいの?
基本的には、「制限付きのカテゴリ」を「許可済み」に設定した方がいいと思います。
Googleアドセンスの広告の仕組みとして、広告主が広告枠に対して入札を行い、高価格を提示したものから優先的にブログ上に広告が表示されます。
入札者が多いほど、クリック単価が上がります。
そのため、カテゴリー単位での広告のブロックはおすすめしません。
ブログテーマが子供向けの内容であり、ターゲットとなる読者が明らかに未成年であるような場合を除いて、「制限付きのカテゴリ」は許可してしまっていいと思います。
「デリケートなカテゴリ」を詳しく見てみると、
- 宗教
- 黒魔術、星占い、秘術
など、ちょっとあやしいものもあります。
これらについても、自分には興味がなくても、読者は興味があるかもしれません。
基本的にはすべて「許可済み」にしておいた方がいいと思います。
「制限付きのカテゴリ」ではない「デリケートなカテゴリ」の各項目は、デフォルトでは「許可済み」になっています。
Googleアドセンス、「制限付きのカテゴリ」を許可すると収益はアップする?
「制限付きのカテゴリ」を許可しても、おそらく収益は上がりません。
このサイトでは「アルコール」も「ギャンブル、賭博(18歳以上)」も「許可済み」に設定してあります。
しかし、「アルコール」や「ギャンブル」に関する広告が表示されているのを見たことがありません。
そもそも、このカテゴリーに対して広告を出稿している企業が少ないのではと考えています。
もしかすると、競馬ブログなどをやっている人の場合は、「制限付きのカテゴリ」を「許可済み」にしてやると、ブログテーマにマッチした広告が表示されて収益がアップするかもしれません。
競馬などの公営ギャンブルは、Googleアドセンスのポリシーでも広告枠の設置がOKだったはずです。
しかし、公営のものを除いて、基本的には「アルコール」や「ギャンブル」の記事を書くとGoogleアドセンスのポリシー違反になります。
そのため、「アルコール」に関する記事を書く機会はないですし、「アルコール」に関する広告が表示される機会も少ないでしょう。
そのため、「制限付きのカテゴリ」の「アルコール」や「ギャンブル、賭博(18歳以上)」を「許可済み」にしても、直ちに収益アップとはならないと思います。
ですが、理論上は広告主が競合して、広告枠の入札を競ってくれた方がクリック単価が上がります。
このサイトでは、おまじない程度の気持ちで「制限付きのカテゴリ」を「許可済み」に設定してあります。
まとめ
Googleアドセンスの管理画面で、
ブロックのコントロール > コンテンツ > すべてのサイト
を開き、
「デリケートなカテゴリを管理」
をクリックしましょう。
「制限付きカテゴリ」として下記2つのカテゴリーがあります。
- アルコール
- ギャンブル、賭博(18歳以上)
これら2つのカテゴリーは、デフォルトで「ブロック済み」になっています。
「許可済み」に変更してやると、これらのカテゴリーの広告があなたのブログ上で表示できるようになります。
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