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ニコ生主、積雪の富士山頂から滑落するところを生放送、消息不明

ニコ生主、積雪の富士山山頂から滑落するところを生放送、消息不明時事
ニコ生主、積雪の富士山山頂から滑落するところを生放送、消息不明
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ニコニコ生放送中に40代男性が滑落

2019年10月28日14:40頃、雪が積もる富士山の山頂付近で40代男性が滑落。
29日現在も行方不明になっている。
事故当時、男性は「雪の富士山へGO」と題してニコニコ生放送のライブ配信を行っていた。

富士山山頂を1周するお鉢巡りの途中だったようで、滑落地点は山口屋と銀明館との間。
動画は「滑るなぁ。危ないなぁ。」などと話しながら歩いていた男性が突如転倒し、滑り落ちる所で終わっている。

防災ヘリ・山岳救助隊が捜索するも安否不明

ニコニコ生放送を視聴していたユーザーからの110番により警察が捜索に乗り出している。

山梨県の山梨県消防防災航空隊が消防防災ヘリを出動させ、上空から捜索を行った。

頂上から7合目付近にかけての静岡県側の斜面に人が滑落したような跡が見つかったが、滑落し行方不明となっている男性本人を発見することはできなかった。

また、29日午前5時ごろから静岡県警の山岳遭難救助隊員約10名が御殿場署を出発、山中を捜索中したが男性を発見することはできなかった。
そして、悪天候のためこの日の捜索は午後には打ち切られた。
滑落男性はいまだ安否不明の状態となっている。

滑落男性のものとみられるツイッターアカウントでは
「富士山なめんな」
「河口湖駅で乗客居なくなった ビビる」
などのツイートが確認されている。

バスで富士山5合目まで行き、吉田口(山梨県側)から登頂していたようだ。

そして、富士山登頂前の28日朝の
「バス酔で気分悪い もう帰りたい」
というツイートを最後にTwitterの更新は止まっている。

雪山経験者は13時半に登頂を断念、下山する

八号半で13時半を過ぎてしまい、頂上まで登って下山すると完全に日が暮れる時間計算。危険な積雪部分は明るいうちに通過できても、6合から5合目までには台風の影響で登山道が土石で埋まっていたり、崩落寸前の個所もあってガスったら非常に危険な状況が予測できた。もちろんライトは所持していたが9合目手前で下山を決める。下山コースは危険なので登りコースを下る。
案の定5合目到着で日が暮れた、残念だったが判断して正解だった。
下山中下山コースをソロで登りながら何やら一人しゃべっている登山者が気になった。5~600mは離れていたのでコッミュニケーションはできなかった。現時間では登頂は厳しいのではないかと思った。もしやその日滑落した人ではないことを祈る。

滑落したニコ生主と思われる人を1時間前に目撃した人は、13時半の時点で登頂を断念している。
このペースだと下山前に日が暮れて危険だと判断してのことだ。

  • ソロで登りながら何やら一人しゃべっている登山者 ← おそらくニコニコ生放送の中継をしている滑落男性

経験者が13時半の時点で登頂を断念して下山している最中、同時間帯にソロで登っているニコ生主と思われる人物。
時間が足りないと判断して下山する人もいるのに、その時間帯にさらに上に登っていくと当然ながら下山前に日が暮れる計算になる。
(人によって歩行ペースが違うので健脚ならば間に合う可能性もあるが)

滑落男性はあのポイントで滑落していなかったとしても、日没までに下山できずに結局は遭難していた可能性がある。

閉山期間中の富士山に登ってもいいの?

現在、富士山は閉山期間中である。

夏山以外の期間(閉山期間中)は初心者の富士登山は禁止されている。

しかし、十分な知識と装備を備え「登山計画書」を提出すれば、自己責任において登る分にはOKということになっている。
(OKというよりは、登っても法的には罰則がないという感じか)

富士登山における安全確保のためのガイドライン
http://www.fujisan-climb.jp/risk/guidelines.html

雪山登山にはアイゼン・ピッケルなどの装備が必要

雪山に登るためにはアイゼンやピッケルなどの装備が必須です。

  • アイゼン: 靴の裏につけるトゲトゲのスパイク
  • ピッケル: 地面に突き刺すための小型ツルハシ

今回滑落した男性はアイゼンやピッケルなどの装備を持っていなかったようです。

ピッケルの使い方

海外の雪山で滑落した経験がありますが、一度転ぶと10m以上ノンストップで落ちることもあります。

滑落中に焦ってピッケルを地面に突き刺すと危険です。
頭から落下中の場合はピッケルの地面に突き刺したのとは反対側の部分で顔面を強打、そのまま気絶して滑落、死んだりします。

片手でピッケルを使うのも禁止、全体重が片腕にかかるので、滑落中でスピードが出ていると肩が外れてピッケルが握れなくなり、そのまま滑落、死にます。
肩が外れるまでいかなくても、衝撃でうっかりピッケルを離してしまうことになりかねないので、両手でしっかり握っている状態でピッケルを使いましょう。

滑落した場合は、

  • まずはうつぶせの状態に体を反転する
  • 頭が山頂、足が下になるように向きを整える
  • 両手でピッケルを握って地面に突き刺す
  • それでも止まらない場合は、アイゼン(足裏)を地面にひっかけて踏ん張る
    (スピードが出ている状態でアイゼンを使うとアイゼンの爪が折れる)

ピッケル(両手)、アイゼン(両足)を使ってブレーキをかける感じです。

雪山に行く時は装備を整えるとともに、こういうことを教えてくれるガイドさんを付けた方が良いです。
無知はマジで死にます。

雪は滑るし、転ぶし、落ちるので、「滑落するかもしれない」ではなく、登山中に数回は「滑落する」前提で行動しましょう。

滑落には、滑り落ちても来た道を登り直すだけのパターンと、ここで落ちたら絶対死ぬって場所があります。
今回のニコ生滑落事件の映像を見た感じでは、ルート外の方向へ滑落してますが装備があれば助かった可能性があります。

しかし、柵のないエリアに踏み込んでいるので、本来入るべきではないルートへ進んでしまっています。
大変危険です。

ニコニコから動画が削除される

ニコニコ生放送およびタイムシフトはニコニコの運営によって削除されたようです。

ニコ生主が無事だったら削除する必要がない気がするので、つまりはそういうことなんでしょう。

追記:滑落した生主は生死不明

運営によって動画がおもむろに消されたので死亡が確定したのかと思われましたが、10月30日現在も捜索は続いており安否不明の状態。
つまり、まだ死んだと決まったわけではないようです。

なりすまし犯が出現

ニコニコ生放送で動画をインターネット配信中に富士山山頂から滑落した男性になりすます人間が出現した。

なりすまし犯は「ニコ生で生放送中に富士山に滑落したTEDZUです、無事生きてます」
というタイトルでYoutubeに動画をアップロードしている。

この人物は過去にも「通り魔殺人事件」の犯人をかたるなど、同様のなりすまし事件を起こしてきた。

この行為は警察・消防の捜索活動を混乱させる行為です。

  • なりすまし犯が滑落男性本人かどうか事実確認する為に人員を割かなければならない
  • 情報が錯そうし、問い合わせ対応の為に人員を割かなければならない

などの不都合が生じるため、偽計業務妨害などの罪に問われる可能性があります。

捜索隊がなりすまし犯の動画を見て滑落男性本人が帰宅済みだと勘違いしてしまった場合には、捜索が打ち切られ、助けられたかもしれない命が失われる可能性もあります。

その場合には、もっと重い罪が適用される可能性も。

追記: 10月30日、滑落したニコ生主と思われる遺体を発見

10月30日午後1時45分ごろ、富士山須走口の7合目にある山小屋・大陽館(たいようかん)から南に約800mの地点で、静岡県警の山岳遭難救助隊が仰向けに倒れている身元不明の遺体を発見。

遺体は損傷が激しく、衣服もボロボロの状態。
近くには遺体のものと思われるリュックサックが落ちていた。

この遺体はニコニコ生放送でライブ配信中に滑落した男性のものと見られているが、身元を確認できるものを所持しておらず現在特定を急いでいる。

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