「フォロワーを増やしたい」
「ツイートを拡散させたい」
「みんなに自分のツイートを見てほしい」
「だけどやり方が分からない」
と悩んでいませんか?
「フォロワー」を増やすにも、「いいね」をもらうにも、
まずはインプレッションを増やすことが大切。
どんなにいいことを呟いても、ツイートを見てもらわないことにはスタートラインにすら立てません。
この記事では、インプレッション数(ツイートが見られた回数)を増やすにはどうすればいいのか、その方法を解説していきます。
インプレッションが増えれば、それに比例してフォロワーが増え、ツイートも拡散されやすくなります。
つまり、あなたの言葉がより多くの人に届きます。
インプレッションとは
インプレッションというのは、あなたのツイートが誰かの画面に表示されること。
- 詳しく読んでもらえるか
- フォロワーさんになってくれるか
これらのことはいったん忘れます。
まずは、あなたのツイートがフォロワーさんの目に届く機会を数多く作り出しましょう。
今回は「いかに量を増やすか」という部分に重点を置いて説明していきます。
質に関してはこちらの記事をご覧ください。
インプレッションの確認方法(Twitterタイムライン)
インプレッション(ツイートが表示された回数)を確認する方法をご存知ですか?
インプレッションはTwitterのタイムラインから確認できます。
自分のツイートの右下にある「棒グラフのアイコン」をクリックしましょう。
すると、以下のような画面が出現し、インプレッションが確認できます。
インプレッションの確認方法(Twitterアナリティクス)
ツイートの右下に「棒グラフのアイコン」が無い場合は、
Twitter(ツイッター)アナリティクスが有効になっていません。
こちらのURLから有効にして起きましょう。
初めて使う場合は以下のような画面になります。
「アナリティクスを有効にする」をクリックしましょう。
すると、以下のような数字が画面に表示されます。
ここでは、過去28日間で
- 何回ツイートしたのか
- 何回インプレッションがあったのか
などが分かります。
また、下の画像は
Twitterアナリティクスの中の「ツイート」ページのものです
画像の上半分(棒グラフ)は
1日単位でインプレッションの回数を確認できます。
また、画像の下半分には
一つひとつのツイートに対して
インプレッションの数値を確認できます。
最初に1回だけ「アナリティクスを有効にする」を実行すれば、いつでもこれらの機能が利用できるようになります。
また、Twitterのタイムラインの方には「棒グラフのアイコン」が表示されるようになります。
インプレッションを上げる方法
上の画像はツイッターでは過去28日間のパフォーマンスを確認できます。
インプレッションは313,134回
1日あたりのインプレッションが10,437回
今回の目的は、この1日当たりの総インプレッションを増加させることです。
大まかな方針は3つ
ツイートの回数を増やす
1ツイートあたりのインプレッションを増やす
ツイートを再利用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ツイートの回数を増やす
1日30ツイートを目標にツイートをしましょう。
1日3回ツイートする人は、ツイート回数を10倍にすれば単純計算でインプレッションも10倍になります。
「とにかく無心でツイートしまくろう」
と言いたいところですが、ツイートを量産するのって結構難しい。
「おはよう」
「いってきます」
「おなかすいた」
みたいな一言ツイートを繰り返せば30ツイートくらいなら簡単です。
しかし、インプレッションを増やす真の目的は
- フォロワーさんを増やしたいから
- 自分のメッセージを広く届けたいから
そのためには、短文ツイートではなく、しっかり中身のある文章で30ツイートを達成しなければなりません。
単純接触効果
単純接触効果とは、繰り返し接する機会があると好意を持ちやすいという心理学的効果のことを言います。
アメリカの心理学者Robert Zajonc(ロバート ザイアンス)によって発見されました。
まったくツイートしないよりは、「おはよう」だけでもいいので毎日ツイートした方がいいです。
100点: おもしろい話を毎日ツイートする
50点: 普通の話を毎日ツイートする
0点: 全然ツイートしない
1日30個もどうやってアイデアを探せばいいのか。
簡単な方法を3つご紹介します。
- 自分のブログを要約する
- ニュースを要約する
- 質問に答える
自分のブログを要約する
ブログをやっている人は自分のブログを活用しましょう。
まずは、昔の記事を読み返してみて重要なポイントを抽出します。
そしてそれらを140文字以内にまとめてツイートします。
1記事1ツイートでなくても構いません。
たとえば、
「仕事をやめて転職した話」というブログの記事があったとします。
「仕事をやめた話」と「転職した話」を別々にまとめて2つのツイートにしてみてもいいでしょう。
そのとき、ブログの単純な要約でもいいですし、ブログには書いていない情報を付け足してもOKです。
たとえば「円満退社のコツ」など。
ブログを書いているときには気付かなかったけど、この話も書けばよかったな。
そういうアイデアが頭に浮かぶことがあります。
漠然とアイデアを出せと言われると苦しいです。
しかし、何かを参照しながらだと、芋づる式にアイデアが湧いてくるものです。
ニュースを要約する
ネタ探しとして他に簡単なのはニュースサイトです。
日々、膨大な量のニュースが流れていますが、一つひとつに目を通すのは難しいものです。
そのため、ニュースの要約には結構需要があったりします。
長い文章を読まなくても140文字で要点が分かるわけですから。
要約する際は元の記事のURLもつけましょう。
詳細が気になった人がニュース本文を読めるようにしておきます。
ちなみにニュースを丸パクリするのはダメですよ。
重要な点を自分で消化して、自分の言葉で書きましょう。
そして、書くための目線でニュースを読むと、アンテナの感度が高くなるというメリットがあります。
たとえば、ボトルキャップチャレンジのニュースを読んで
とツイートをします。(連鎖1)
次に、ボトルキャップチャレンジを最初にやった人は誰だろう?
と思ってニュースには書いていないことを自分で調べます。
とツイートをします。(連鎖2)
さらに、カザフスタンでなぜテコンドー?
と疑問がわいたのでさらに調べます。
とツイートをします。(連鎖3)
このように1つのニュースから話題を広げる、情報を深堀りするように心がけましょう。
ニュースはどこから探してくるの?
Yahooニュースのような誰でも知っているようなサイトから
記事を引用しても効果は薄いです。
すでにその情報はみんな知っていますから。
できるだけ自分の普段のツイートと
関連の深い業界のニュースを届けるようにしましょう。
有効な手段としては以下の2つ
- フォロワーさんのタイムラインを研究する
- filter:news
フォロワーさんのタイムラインを研究する
自分のフォロワーさんの過去のツイートを研究しましょう。
ときどきURLが貼られたツイートがあるはずです。
それらをメモっていくと
「○○に関するニュースにはみんなよく反応している」
「○○というサイトはみんなよく見ているみたい」
という傾向が分かってきます。
それらのサイトから記事を引用して
要約したり自分なりの意見を添えたりすれば
フォロワーさんにとって有益なツイートを届けることができます。
フォロワーさんの興味があるジャンルなので
いいねやリツイートもつきやすいでしょう。
filter:newsを使う
ツイッターで検索するときに
「サッカー filter:news」
のように検索すると
サッカーに関するニュース系のツイートだけが表示されます。
(雑談っぽいツイートが表示されなくなります)
自分のツイートテーマに関係する言葉でfilter:news検索を使えば、
Twitter上のNEWSツイートを簡単に見つけられます。
質問に答える
ニュース以外にもネタ探しの簡単な方法があります。
それは、Twitterで困っている人を探して助けることです。
たとえば
検索欄に「#教えて」「#たすけて」「#わからん」
などのキーワードを入れて検索すれば
「iPhone7とiPhone8の違いってなんですか?」
「鼻血が止まらない。どうしよう?」
みたいなツイートが見つかります。
自分が答えられそうなものがあったら質問に答えてあげましょう。
自分はツイートをするきっかけが得られるし、相手は疑問が解決するし、Win-Winです。
1ツイートあたりのインプレッションを増やす
ここまではツイートの回数を増やすことでインプレッションを増やす
物量作戦について説明してきました。
次は、一つひとつのツイートを有効活用する方法。
つまり、ツイート単体のインプレッションをできるだけ伸ばす方法です。
1ツイートあたりのインプレッションを増やす作戦は4つ
- 人が多い時間帯にツイートする
- 140文字書く
- ハッシュタグを使う
- トレンドワードを使う
ひとつずつ見ていきます。
人が多い時間帯にツイートする
上記はわたしのフォロワーさんの活動時間帯です。
Followerwonkというツールを使うと調べることができます。
11時~12時台、20時~23時台の活動が多いようです。
(23時台=23時00分~23時59分)
逆に、1時~6時台、14時台は
活動しているフォロワーさんは少ないです。
要するに、時間帯によってTwitterを使っている人の多い少ないがあるんです。
午前4時にツイートしてもほぼ誰にも見られません。
20時から24時の間のゴールデンタイムにツイートすればより多くの人に見てもらえます。
つまり、インプレッションが増加します。
それを踏まえれば1日30回ツイートする場合でも、
1時間に1回ずつ均等にツイートするよりは
お昼ご飯の時間帯(11時~13時)
仕事終わりの時間帯(18時~24時)
に集中してツイートした方がより効果的です。
でもその時間帯にずっとツイッターに貼りついているのは無理。
そう思いますよね?
そんな時には便利なやり方があります。
そう、予約投稿です。
予約投稿を使う
Twitter社の公式アプリでTweetDeck(ツイートデック)というものがあります。
これを使えば未来の日付や時間を指定して予約投稿ができます。
他にもSocialDogやBufferなどのアプリがありますが
これらは無料版だと10件までしか予約ができません。
TweetDeckはTwitter社の公式アプリなので安心だし
完全無料なのに制約もなく好きなだけ予約ができます。
予約投稿におすすめの時間帯
フォロワーさんのタイプによって
利用者が多い時間帯は変わってきますが
一般的なおすすめの時間帯を以下にまとめました。
利用者が多い時間帯
月、火、水、木
7~9時(通勤通学)
12~13時(昼休み)
19~24時(通勤通学・帰宅後)
金
7~9時(通勤通学)
12~13時(昼休み)
19~24時(通勤通学・帰宅後)
※翌日は休みなので夜更かしし放題。
※しかし、夜は飲みに行ってたりでTwitterを見ていない場合も。
土
8~11時(出かける前)
※日中はお出かけ
※夜も帰宅は遅い
日
8~11時(出かける前)
20~24時(帰宅後)
※日中はお出かけ
※夜は明日に向けて家にいる
たとえば、主婦層がターゲットの場合は時間帯は変ってきます。
食事前の時間帯は忙しかったり、日中は時間があったり。
自分のフォロワーさんが活発になる時間帯を把握しておくことをおすすめします。
以下のようなサイトでフォロワーさんの統計が見られます。
Followerwonk(フォロワーワンク)の場合は無料プランで1日20回まで使えます。
週1回も確認すれば十分なので無料プランでOKです。
予約投稿の小技
予約ツイートは 18:01 や 19:01 など
00分ジャストよりも少し遅らせて投稿しましょう。
ツイートを予約投稿するときは
18:00 や 19:00 のように
00分ぴったりに設定する人が多いです。
ツールによっては10分単位でしか
予約投稿ができなかったりもします。
そのため、00分になると予約投稿されたツイートが
バババッと一斉にタイムラインに飛んできます。
つまり、大勢のツイートの中に埋もれてしまいます。
それらの集団に埋もれてしまわないように
少し時間をずらすと有効です。
140文字書く
予約投稿以外のインプレッションを増やす技を見ていきましょう。
1つのツイートは140文字までという制限があります。
ツイートするときにはできるだけ140文字ぎりぎりまで書き込みましょう。
するとあなたのツイートが検索にヒットしやすくなります。
実は、基本的にあなたのツイートは
あなたのフォロワーさんにしか表示されていません。
フォロワーさん以外にみられる機会は
- フォロワーさんがリツイートしてくれたとき
- Twitter検索でヒットした時
などがあります。
実は気づいていない人が多いんですが
文字数が多いと検索で見られる回数が増えるんです。
それはなぜか?
文字数が多い=単語数が多い
だからです。
たとえば
「おはよう」
とだけツイートします。
検索で引っかかるのは
「おは」や「おはよう」と誰かが検索した時だけです。
それに対して
「おはよう、こんにちは、こんばんは」
とツイートしたとします。
これならば、「こんにちは」で検索した人にも
「こんばんは」で検索した人にも見つけてもらえる可能性があります。
単語数が3倍になる=検索で見つかる確率が3倍になる
ということがお分かりいただけるでしょう。
ツイートをするときには
140文字いっぱいまで思いを詰め込みましょう。
ハッシュタグを使う
検索以外にも
普段とは違うユーザー層にツイートを見てもらう方法があります。
それはハッシュタグを使うこと。
ハッシュタグとは #ブログ などのように
単語の前に # をつけることです。
「#ブログ を更新しました」
のようにツイートすれば
#ブログ の部分をクリックしたときに
#ブログ が文中に含まれる他の人のツイートを見ることができます。
(#ブログ という単語で検索した画面が出てくる)
逆に、他の人のツイートから検索結果の画面に飛んで
あなたの所へ見に来てくれる人もいるので
自分のフォロワーさん以外の人にもツイートを見てもらえる可能性が増えます。
ただし、ハッシュタグをつけすぎると
いいねやリツイートがされにくくなる傾向があります。
ハッシュタグを使う場合は、重要なキーワードを1つだけに絞りましょう。
トレンドワードをツイートする
Twitterでは、画面の端に「おすすめトレンド」というものが表示されます。
ここにはリアルタイムでたくさんツイートされている言葉が並んでいます。
つまりみんなの関心が高いキーワードです。
これらについてハッシュタグをつけてツイートすれば
検索やハッシュタグ経由で普段よりも多くのインプレッションが発生します。
ツイートを再利用する
さて、ここまではツイートの回数を増やす方法と
ツイート1つあたりのインプレッションを高める方法について見てきました。
ここでは、過去のツイートを再利用して
ツイート回数を増やしつつ、
1ツイートあたりのインプレッションも伸ばす方法を解説します。
自分のツイートをリツイートする
自分のツイートを自分でリツイートすると
タイムラインの上の方に表示されるのはご存知でしょうか?
つまり、新規投稿したときのようにタイムラインに表示され
誰かに見てもらえるチャンスが生まれるわけです。
これは新しい文章は考えなくてもいいのに
ツイート1回分の効果があるのでとってもお得です。
2回も同じツイートを見せられたら
フォロワーさんが嫌がるんじゃないか
と思うかもしれませんが大丈夫です。
基本的にタイムラインは流れていくものなので
あなたのフォロワーさんのうち、そのツイートを見たのは20%程度、
残りの80%の人には見られていません。
あなたのそのツイートはまだ見てない人の方が多いので
リツイートして再度タイムラインのトップに上げても
初見の人の方が多くなります。
表現を変えてみる
ツイートを再利用する方法として、リツイートではなく、表現を変えて同じツイートを2回する技があります。
たとえば
「おいしいカレーを作るコツ、玉ねぎをよく炒める事」
「カレー作りに失敗しないコツ、玉ねぎをよく炒める事」
意味は同じですが表現が違います。(肯定形と否定形)
これを、1つは今日の19時に、もう1つは明日の19時に
といった具合で予約投稿してみます。
そして後でデータを見比べます。
どういう表現を使うと
- インプレッションが伸びる
- いいねがされやすい
などのデータを蓄積するのに役立ちます。
- いきなり本文から始めた方がいいのか?
- タイトル+本文にしたほうがいいのか?
- 画像付きと画像無しでは?
といったテストを重ね、自分なりに精度の高い140文字の書き方を見つけましょう。
「自分でリツイート」の所でも説明したように、基本的にツイートは見られていないです。
2回くらいなら同じことについてツイートしても大丈夫です。
まとめ
フォロワーを増やしたり、ツイートが拡散されるために
まずはツイートを見てもらう必要があります。
ツイートを見てもらう(インプレッションを増やす)ためにやること一覧
- ツイートの回数を増やす
- 利用者の多い時間帯にツイートする
- 140文字書いて検索対策
- ハッシュタグを使う
- トレンドワードをツイートする
- リツイートを使う
これらを実践すれば確実にインプレッション(ツイートが見られる回数)は増えます。
1日1回しかツイートしないよりは、絶対に1日10回ツイートした方がいい。
インフルエンサー目指して頑張りましょう。
Twitter活用シリーズ、続きはこちら
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