Googleにインデックスしてもらおう
ブログのアクセス数を伸ばすには、Google検索からの流入は大切です。
Googleの検索結果に自分のサイトが表示されるためには、Googleにあなたのサイトをインデックス(登録)してもらう必要があります。
Google Search Consoleへの登録がまだの人は、以下の2つの作業を行いましょう。
- Google Search Consoleにブログを登録する
- Google Search Consoleにサイトマップを登録する
Google Search Consoleにサイトマップを登録しておけば、Googleにサイトの存在と、記事の存在を知ってもらうことができます。
しかし、もう1つだけ、やっておいたほうが良い作業があります。
それが、「インデックス登録をリクエスト」。
昔は「Fetch as Google」と呼ばれていた機能です。
Google Search Console「インデックス登録をリクエスト」とは?
2019年のデータで、世界中には17億のサイトがあるといわれています。
サーチコンソールからsitemap.xml(記事の一覧)を登録しておけば、そのうちGoogleがクロール(巡回)しにきてくれます。
しかし、「そのうち」というのは、数週間後だったり、数か月後だったりします。
世界中には17億のサイトがあり、ページ数でいうと100億ページ以上ともいわれます。
それらをすべてクロールするには非常に時間がかかります。
Googleからの評価が高い大手のサイトは、常時クロールされ、常に最新の情報が検索結果に反映します。
しかし、サイトを始めたばかりの弱小ブログはGoogleの内部評価ではランクが低いので、クロールは後回しにされがちです。
そこで必要になってくるのがインデックス登録のリクエスト。
「Googleさん、いますぐこのページをインデックス登録してください」とこちらから働きかける機能です。
世界中に100億ページがあったとしても、新規の記事はそれよりもずっと少ないです。
しかし、ページの内容が変更されることもあるのでGoogleさんは既存の記事もクロールしています。
そこで、
「このURLには新記事がありますよ」
「いますぐインデックスした方が良いですよ」
とサイトの持ち主として報告すると、クロールの優先順位があがり、比較的速やかに記事がGoogleのインデックスに登録されます。
Google Search Console、インデックス登録をリクエストする方法
まずはGoogle Search Consoleにログインします。
インデックス登録したいURLを入力
Google Search Consoleの管理画面で、画面の上部に検索窓(虫眼鏡マーク)があります。
ここにインデックス登録をしたいページのURLを入力します。
URLがGoogleに登録されていません
URLを入力すると、「URL検査」という画面に切り替わります。
画面には
「URLがGoogleに登録されていません」
と表示されているかと思います。
インデックス登録をリクエスト
「URLがGoogleに登録されていません」となっていた場合は、
「インデックス登録をリクエスト」
という部分をクリックしましょう。
「公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする」というポップアップが表示されます。
この処理は数分かかるので、しばらく待ちましょう。
インデックスとは、Googleの検索結果のために使われるものです。
リクエストしたURLに含まれている文章などを解析して、どういった単語が含まれているかをGoogleがリストアップしています。
その情報を元に、誰かがGoogle検索をしたとき、どのサイトを表示するかをGoogleのAIが選んでいるわけです。
「インデックス登録をリクエスト済み」
と表示されれば作業完了です。
インデックス登録をリクエスト済み
元の画面に戻ると、リクエストが完了したにも関わらず、
「URLがGoogleに登録されていません」
と表示されたままだと思います。
しかし、
「インデックス登録をリクエスト済み」「再リクエスト」
と表示されていれば、リクエストには成功しています。
あとはおとなしく待つだけです。
世界中の人がGoogleにインデックス登録をリクエストするので、すぐには結果に反映しません。
それでも、何もしないと数週間~数か月後になるかもしれなかったクロールの待ち時間が、数時間~数日程度に早まるはずです。
公開URLをテスト
Google Search Consoleで、インデックス登録をリクエストするときの画面右上に
「公開URLをテスト」
というボタンがあります。
「公開URLをテスト」をクリックすると以下のような画面になります。
すべての項目が緑色になっていれば、検査は合格です。
ページに問題があれば、緑のレ点の代わりにエラーが表示されます。
特に
「登録の可否:URLはインデックスに登録できます」
の部分が、エラーになっていたら、Googleにインデックスされない(検索結果には表示されない)ので注意が必要です。
エラーがある場合は、原因も表示されるので確認をしましょう。
「ページの読み込みに失敗しました」
のようなエラーになるときは、
- 記事が非公開になっていないか?
- 管理者しか閲覧できないような設定になっていないか?
など、確認しましょう。
「クオリティの低いコンテンツ」
のような警告が出る場合は、文字数が少なすぎたり、他のサイトと内容が重複していてコピーコンテンツと判断されている可能性があります。
たとえば、はてなブログから、WordPressにサイトを引っ越しした。
はてブロにもワードプレスにもまったく同じ記事が存在する。
そういう場合にコピーサイトだと判断されて、ペナルティを受け、インデックスがされないことがあります。
不要な方のサイトは消しましょう。
消したくない場合はリダイレクトの設定などをしましょう。
「公開URLをテスト」は別にやらなくてもいいんですが、万が一、ページにエラーがあったときの為に確認しておいた方が無難です。
わたしは
「公開URLをテスト」でエラーがないことを確認してから
「インデックス登録をリクエスト」を実行しています。
「インデックス登録をリクエスト」はどういうときにするの?
「インデックス登録をリクエスト」は、
- 新しい記事を書いたとき
- 記事の更新(リライト)を行ったとき
に実行しましょう。
毎回リクエストを送るのは少し面倒ですが、早くインデックスされ、早くGoogle検索結果に表示された方が、早くアクセスが伸びます。
毎日記事を書いて、半年くらいサイトを続け、アクセスも増えてくると、Googleの中でのあなたのサイトの評価・ランクが上がります。
そうすると、「インデックス登録をリクエスト」をしなくても、記事を更新して5分後くらいにはインデックスに登録済みになっていたりします。
そうなれば、積極的に「インデックス登録をリクエスト」は行わなくても大丈夫です。
「インデックス登録をリクエスト」を実行しようとしたら、Googleが先回りして既に
「URLはGoogleに登録されています」
と表示されていた。
そんなことが続くようであれば、もう「インデックス登録をリクエスト」は卒業してもいいかもしれません。
まとめ
サイトを開設時に1回だけする作業。
- Google Search Consoleにブログを登録する
- Google Search Consoleにサイトマップを登録する
記事を書くたびにする作業
- Google Search Consoleから「インデックス登録をリクエスト」を実行する
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