統計学に出てくる記号の読み方
記号 | 読み方 | メモ |
---|---|---|
∂ | デル、ラウンドデルタ | 偏微分 |
∇ | ナブラ | 偏微分を並べたベクトル |
≈ | ニアリーイコール | ≒と同じ |
≡ | 合同 | 左辺と右辺が同一の場合に使う =は特定の変数で成り立つとき ≡はどの変数に対しても常に成り立つとき(恒等式) |
∼ | 比例 | y ∼ x yはxに比例する |
∝ | 比例 | y ∝ x yはxに比例する |
^ | ハット | のように書いて、yの予測値を意味する 予測値と実際の値の誤差を求めて、誤差が小さくなるなるようなモデルを作る |
exp | エクスポネンシャル | exp x = e の x乗 x(指数部分)に複雑な式を書くと読みづらいので expという表記で置き換えているだけ |
e | イー | ネイピア数(自然対数の底) e≒2.718 |
⊙ | アダマール積 | 行列の成分同士の掛け算 |
tanh | ハイパボリックタンジェント | 双曲線関数のタンジェント |
ラテン語アルファベット
記号 | 読み方 | メモ |
---|---|---|
ε | イプシロン | ラテンアルファベットのE |
ϵ | イプシロン? | このページに出てきたんだけどなんなのかよくわからない https://nnadl-ja.github.io/nnadl_site_ja/chap1.html たぶん「ものすごく小さい値」を記号で表現しているんだとおもうけど…「ϵ」をGoogleで検索すると「イプシロン」のwikipediaがトップに出てきます。 |
μ | ミュー | ラテンアルファベットのM 平均 |
σ | シグマ | ラテンアルファベットのS 標準偏差 |
η | イータ | ラテンアルファベットのH 学習率を表すのに使う |
δ | デルタ | ラテンアルファベットのD 差分、変化量などを表すときに使う Δが大文字で、δが小文字 |
ϕ | ファイ | ヤコビ行列で f(x,y)をx=φ(u,v)とy=ψ(u,v) に置き換える |
ψ | プサイ | |
∏ | パイ | ラテンアルファベットのP 総乗 Σの掛け算版 ProductのP |
Θ | シータ | θの大文字 ラテン文字のthに相当 |
$$\mu$$ | ミュー | ラテンアルファベットのM 平均 平均は\(\bar{x}\)とも書く meanの頭文字? |
機械学習で使う英単語まとめ
機械学習の資料は英語が多い 機械学習を勉強していると英語で書かれた資料に目を通す機会も多い。 たとえば「derivative」という単語が出てくる。 一般的には「派生」という意味。 しかし、頻繁に「derivative」という単語が出てくる...
コメント
イプシロンは一般的に「ϵ」(U+03F5) ではなくて「ε」(U+03B5)なのではないでしょうか
ご指摘ありがとうございます。
修正しました。